EM技術が放射性物資汚染地域での内部被曝対策に役立つとベラルーシ国立放射線生物学研究所が研究発表

2018.01.05 Friday

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    以下下記URLページより抜粋

    http://dndi.jp/19-higa/higa_126.php

     



    本実験は、以前にも本フォーラムで一部紹介しましたが、EMとEM・X GOLDが内部被曝の有害な影響をどのように低減するかを調べました。体内でのセシウムの吸収と排せつに影響している因子は、腸内細菌です。ラットに高濃度の放射性セシウムを含む餌を与え、同時に、一つ目のグループにはEMを、二つ目のグループにはEM・X GOLDを与えました。この実験に用いたラットにおけるセシウム137の生物学的半減期を調べました。


    結果について説明します。EM・X GOLDを与えたラット群では、生物学的半減期が282時間と最も短くなりました。また、バラツキが小さかったのは、EMを与えたグループにおいてでした。EMおよびEM・X GOLDを与えたラットのセシウム137の生物学的半減期は、対照グループと比較して短縮される傾向を認めました。
    実験動物ではセシウムの排せつのバラツキが個々により大きいのですが、EMあるいはEM・X GOLDを与えると、体内からの放射性セシウムの排せつが促進される効果があると考えられます。


    放射性物質で汚染された農作物を食べると、腸粘膜が高い放射線に曝されるので、腸粘膜への影響を観察することが重要です。ラットを用いた実験では、セシウム137をエサとして与えると、小腸の細胞死が増加し、異常分裂やアポトーシスが増加します。右の写真の矢印は、アポトーシス細胞、真中の写真の矢印は異常な有糸分裂を示しています。
    EMをラットに与えると、内部被曝による小腸の細胞死を減少させます。このグラフは、放射性セシウムで汚染されたエサを与えられたラット小腸の細胞分裂に対するEMの効果を示しています。 EMは異常な有糸分裂およびアポトーシス細胞の割合を減少させます。


    内部被曝の影響は、小腸粘膜の構造変化や、白血球及び小腸上皮細胞に浸潤という炎症反応として現れます。
    EMを与えることにより、これらのグラフで示したようにそれぞれのパラメーターが改善し、炎症反応の重篤度および粘膜の変性が軽減されました。


    これまでの長い研究を通じて以下のことが主に分かっています:
    1. EM技術は、農作物や家畜の生産効率を高めるだけでなく、農畜産物の品質を向上します。また、より良い環境を作ります。
    2. EM技術は、放射性物資で汚染された地域で特に役立ちます。例えば、
    ・EMおよびEMボカシは、放射性セシウムおよびストロンチウムの農作物への移行を抑制します。
    ・EMとEM・X GOLDは体内からの放射性セシウムの排せつを促進します。
    ・EMとEM・X GOLDは、放射線の体組織への有害な影響を軽減します。
    これらの研究成果は、毎年ベラルーシで開催される国際会議や国内外の学会等で報告しています。


    今後の展望として以下のことを検討しています。
    - 土壌中の137Csの放射能崩壊に及ぼすEMの影響とそのメカニズムについての研究。
    - 作物中の放射性物質の蓄積を抑制するEMを基本とした新技術の開発。
    - 放射性物質で汚染された地域の農場におけるEM技術の経済的有効性の評価です。