EMの活用の事例 河内川ではホタルが乱舞。アユやアサリも甦り、河口周辺ではノリが豊作に

2014.10.29 Wednesday

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    全国EM技術交流会九州大会in熊本より

    EM活用の事例を紹介します。

    早期水稲におけるEMの活用
    農業 栄楽 正光(鹿児島県肝属郡)


    耕作放棄地を青々とさせたい
    鹿児島県大隈半島にあり、ほぼ9割が林野で、耕地面積の半分が水田という地域で、定年退職後に就農。家業の精米店から出る米ヌカ、モミガラを利用したEMボカシで10年間稲づくりを行った。その結果、良質のボカシ、EM活性液を作ることで、品質、収量とも向上した。初めは、自給のための田んぼだったが、今ではJAなどで販売している。耕作放棄地が広がる地域で、EM自然農法による稲作を広め、後継者を育てたい。

    比嘉教授講評:米・麦の輪作を行い、残渣を土に戻しEM活性液を使うことで農地の利用率をあげ、収穫を増やすことが現在では可能になっている。米ヌカをまき、EM活性液をかける簡易な方法も推奨できる。従来の農業の考え方を変えて、創造的な農法を考えてほしい。



    町ぐるみで生ごみ減量から海の再生まで
    河内校区せせらぎ会 中川ケイ子(熊本県河内町)


    「みんなの力」で「続けること」
    河内町は、熊本市の西部に位置し、東は金峰山、西は有明海に面した町。高度成長とともに破壊されていく自然環境を回復させようと「せせらぎ会」を設立。「私ひとりがしてもではなく、私ひとりから」を合言葉に、地域住民が生ごみ減量から環境浄化活動を始めた。各家庭からEM活性液を投入した結果、河内川にはホタルやアユ、アサリが蘇り、河内川の河口周辺で特選のノリが獲れるようになった。平成12年には、他県では色落ちなどで養殖ノリが壊滅近い状態になったが、河内沿岸の漁場では11億円を超える水揚げがあった。
    このことも契機となり、今では、漁協、小中学校、住民が一丸となって、地域の自然環境を次世代につなげる取り組みを行っているので、今後も継続していきたい。

    比嘉教授講評:きれいな海になって一番恩恵を受けている漁協のみなさんのお礼の言葉や、河内小学生の「河内の宝」という歌の中にある感謝の心に感銘を受けた。これからも、次世代のDNAに「地域がひとつの家族のように楽しく助け合う」という遺伝子が組み込まれていくと思うと、とてもうれしい。

    http://www.ecopure.info/topics/topics_067.htmlより
    事例の一部を抜粋