沖縄発 微生物の力世界に −養鶏 抗生剤無く16年−

2013.12.20 Friday

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アメリカ tera ganix社 ドゥエイン・キング代表
EMを初めて使ったのは、自宅で経営している養鶏場だ。8万羽の鶏から出る悪臭で近所から苦情があり、病気が蔓延して死亡率も上がった。

EMはインターネットで見つけた。英語での情報が少なかったので自分で試行錯誤した。臭いはすぐに無くなり、1997年からの16年間、鶏への抗生物質を全く使っていない。2003年から本格てきな販売も始めた。EMは発酵するのを待てば増やせて単価も下がるが、米国の消費者は忍耐強くない。しかも農家はとても大規模なので、自分で培養するのは大変だ。培養後のすぐに使えるものをタンクローリーで運んで販売している。農家の多くは化学肥料一辺倒だ。EMを使ってもらうためには、化学肥料を減らしていかに低コストで収量を上げられるかを説明する。そして成果を挙げている農家にだけ販売する。あるスイカ農家は収量が3〜5割も増え、糖度も上がった。他農家は迷わず「自分たちも」と使い出した

有機農法も定着しており、農家は自分なりの方法を確立している。新たにEMを取り入れてもらうのは難しい。客観的なデータを見せるため、大学や農家などと協力して従来の方法とEMを使った方法を比較実験している。これが米国の農家を説得する良い方法だ。