ロシアでのEM菌の研究と応用 −畜産では豚の死亡率が70%減少、石油系汚染物質分解で10倍以上の効果−

2014.04.14 Monday

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    http://www.ecopure.info/topics/topics_094.htmlより

    報告1 ロシアから見る震災EMボランティアとロシアEM活動
    イワン・ユーゴフ(ロシア沿岸州EMセンター)

    福井県の和田守道男さんを通してEMに出会った。和田守さんは、日本への材木輸出のためにシベリアの森林が破壊されていることで、永久凍土が溶け、メタンガスが大気に放出されていることに関心を寄せ、EMでシベリアの問題解決をしたいと熱望されていた。これをきっかけにEMの勉強はじめ、現在はロシア沿岸州EMセンターの通訳として勤務している。震災時には、EMボランティアとして現地で活動し、日本人の忍耐力と助け合う心に感銘を受けた。ロシア極東地方でも昨年、壊滅的な洪水被害にあったが、日本でのボランティア経験をアムール州政府に詳しく説明し、無償でEM原液を送ることができた。

    このセンターでは、EM研究機構の指導でEMを製造し、畜産用EM、EMボカシ、EM5号などのEM関連商品を製造している。ロシア人の多くは、ダーチャと呼ばれる家庭菜園でEMを活用している。2年前には沿海州政府が経営する農業教育相談センターとの合意で、EM基礎技術を特別科目として加え、試験に合格した農家には証明書を授与している。また、沿海州農業アカデミーとの共同で畜産のEM応用研究を行い、豚の死亡率が70%減少、体重増加率は5%から12%に増加した。さらに豚舎の衛生状態は改善し、悪臭もほとんどしない。さらに豚舎の敷物にEMを混ぜた有機物を厚さ約1m敷くことで、糞は分解され、その時の発酵熱で暖房はほとんど必要なくなり、しかも健康に育つという効果もある。モスクワ国営生物技術大学との共同で養殖魚の研究では、養殖池にEMを投入することで毒物作用に対して保護的な役割を果たすことが明らかになり、どんな薬剤を使っても死亡率が高いナマコの養殖でも問題を解決して、生育が良好になるという結果がでている。


    環境問題については、ある湾の海底から石油系汚染物質に分解過程におけるEMの影響を調査した結果、EM団子では66%を分解し、EM無しに比べて10倍以上の効果があったことなど、さまざまな研究が行われている。