EM(微生物)の力で環境を守る

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EMの環境浄化効果について自治体が検証を開始ー3ー −長崎県の実験でアマモが復活、ヘドロや悪臭の除去に効果−
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    長崎県 EM菌の活用と効果

    EM 菌活用による内海湾の浄化について

    (幡鉾川河口の環境回復を図る)

    壱岐支庁 建設課
     

    http://www.doboku.pref.nagasaki.jp/keiji/gijutuhappyo/h16/ronbun/11.pdf

    ※予備(http://megalodon.jp/2013-1213-0509-14/www.doboku.pref.nagasaki.jp/keiji/gijutuhappyo/h16/ronbun/11.pdf
     

    ※↑写真:EM実験区ではアマモが繁茂しているのがわかる

     

    実際に関係者が困っているのは内海湾に流出した土砂であり、中でも微粒子による

    被害であったため、その微粒子に対する対策が必要となった。そこで試験的に人工コンブに

    より浄化を図ろうとの試みもあったが、その施設の割に効果が発揮できなかった。そんな中、

    目についたのがEM菌による底質浄化である。内海湾に流れ出た微粒子は海底に積もり、潮

    の流れの遅い内海湾では特にEM菌による底質浄化が効果があると思われ、環境調査の中に

    おいて試してみた
     

    EMだんごを投入したアオサ養殖場と他の場所を比較すると、若干の向

    上がみられるものの、まだ2、3年の追跡調査を必要とするようだ。 
     

    しかし、濁りの発生後、消滅していたアマモ(水質のよい所に出る藻類)について、EMだんご
    投入前と比較すると、消滅する前の状態に戻り大きく生長しているのが確認
    されてお

    り、EM菌が確実に底質を浄化していることが示された。

    アマモというものは潮流を和らげ、産卵の場を作り、外敵からの隠れ場にもなるため、小型動物の
    生活の場所となる。さらに、アマモは水質浄化の面でも重要な役割を果たすため、回復してきたこ
    とで内海湾の復活に明るい光が差し込んできた。EM だんご投入により、復活し変化した海底状況
    の写真を下に示す。EM だんごを投入していない箇所はシオミドロ(海底の状態がよくない場所に出る藻類)

    が広がり、海底まで日の光が届かずヘドロ化が進み、底質の悪化を促進していると思われる。
     

    このように EM 菌による効果がはっきりと見えて、ますますEM菌のすごさ(エネルギー)

    を知ることとなった。 
     

    被害を受けた関係者へも話を聞いてみると、アオサ養殖をするのに竹を立て網を張るとい

    う作業があるのだが、「竹を抜くとヘドロの臭いがしたが、最近は臭いがしなくなった。EM

    だんごをまいた所が白く広がっている。」とのことで、EM 菌は臭いまで消して、浄化の為の

    活動を活発に行っている状況がよくわかった。 

    アマモの復活ヘドロの臭いの除去、さらには各調査項目の少しではあるが数字のさらな

    る改善など、内海湾回復の明るい将来が見えたのだった。 

    もちろん、何年もかけて汚した海であるので、回復へも何年もかかるかもしれない。しか

    し、少しずつの効果を励みに、私たちは EM 菌による内海湾浄化への取り組みに、これから

    も頑張っていきたい

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