2015.02.23 Monday
EMを活用した田辺農園のバナナ ーEUREPGAP取得の最高品質と高い安全性を実現したEM活用事例ー
食と環境を考える京北スーパーの記事より引用
http://www.keihokusuper.co.jp/the-keihoku/110_banana.html
田辺さんのバナナのこだわりは、まず土づくりです。EM菌が入った「ボカシ肥料」、鶏糞にEM菌を入れて自然発酵させた、「鶏糞堆肥」、ミミズを土の中で育てる「ミミズ糞堆肥」の3つの肥料から作られています。それぞれ、「ボカシ肥料」には微生物が生きた土となり、「鶏糞堆肥」には、窒素、リン酸、カリウムといった栄養素が含まれ、「ミミズ糞堆肥」には、ミミズが動くことによって土の中の通気性がよくなり、保水されるといった役割があります。
除草剤、殺虫剤についても、ここでは一切使用していません。除草剤や殺虫剤を使用すると、土がやせてしまい、化学肥料を投入して土の状態を良くするしかなくなってしまうからです。
そして栽培期間においても、通常エクアドルでは実が付いてから14週で収穫をしますが、ここでは、さらに1週間長い15週で収穫をします。少しでも長く木の上で熟成させ、バナナにしっかりと味をのせるためです。
田辺農園では、バナナの実がつくと、すぐに鳥や虫から実を守るために、全ての房に袋をかけます。その後、房と房の間にすれ傷防止のためのプロテクターを付けます。そして、その際10種類の色テープで色分けし、巻き付けて、収穫のタイミングを管理しています。バナナの木は1本につき、約8房の実を付け、その重さは約30 kgあるそうです。収穫の時のバナナの実は、きれいな緑色をしています。
収穫したバナナは、農園に張りめぐらされているケーブルを利用して、素早く選果場に運び込まれます。ここでは、審査員によりバナナの審査が行われるのですが、色、外観が良くても、バナナを切り、中が熟し始めていたら審査が通りません。バナナは主に輸出されるので、輸送されている間に熟してしまうからです。田辺さんが丹精込めて育てたバナナも、この厳しい審査によって、収穫したバナナの約90%しか、合格することができないそうです。ここで審査を通ることができなかったバナナは、田辺農園の肥料として使われます。
大手メーカーでは、高温で早く、5日くらいで色付け、追熟しているのに対し、ここでは、低温でゆっくりと、加工職人により何度もチェックをしながら1週間かけて色付け、追熟加工をしているので、バナナの風味があり、ねっとり、もっちりとした、適度な酸が残りながらも、糖度が高いバナナが出来上がります。
田辺さんのバナナは、有機肥料を使い、除草剤や殺虫剤を使用しないといったことから、より安全性の高い食品として、ヨーロッパのユーレップギャップという資格を取得しています。
田辺さんが作った、木の上でじっくり熟成させたバナナを、昔ながらの室と加工職人による色付け、追熟加工を行い、さらに美味しさが増した田辺さんのバナナをぜひご賞味ください。
http://www.keihokusuper.co.jp/the-keihoku/110_banana.html
田辺さんのバナナのこだわりは、まず土づくりです。EM菌が入った「ボカシ肥料」、鶏糞にEM菌を入れて自然発酵させた、「鶏糞堆肥」、ミミズを土の中で育てる「ミミズ糞堆肥」の3つの肥料から作られています。それぞれ、「ボカシ肥料」には微生物が生きた土となり、「鶏糞堆肥」には、窒素、リン酸、カリウムといった栄養素が含まれ、「ミミズ糞堆肥」には、ミミズが動くことによって土の中の通気性がよくなり、保水されるといった役割があります。
除草剤、殺虫剤についても、ここでは一切使用していません。除草剤や殺虫剤を使用すると、土がやせてしまい、化学肥料を投入して土の状態を良くするしかなくなってしまうからです。
そして栽培期間においても、通常エクアドルでは実が付いてから14週で収穫をしますが、ここでは、さらに1週間長い15週で収穫をします。少しでも長く木の上で熟成させ、バナナにしっかりと味をのせるためです。
田辺農園では、バナナの実がつくと、すぐに鳥や虫から実を守るために、全ての房に袋をかけます。その後、房と房の間にすれ傷防止のためのプロテクターを付けます。そして、その際10種類の色テープで色分けし、巻き付けて、収穫のタイミングを管理しています。バナナの木は1本につき、約8房の実を付け、その重さは約30 kgあるそうです。収穫の時のバナナの実は、きれいな緑色をしています。
収穫したバナナは、農園に張りめぐらされているケーブルを利用して、素早く選果場に運び込まれます。ここでは、審査員によりバナナの審査が行われるのですが、色、外観が良くても、バナナを切り、中が熟し始めていたら審査が通りません。バナナは主に輸出されるので、輸送されている間に熟してしまうからです。田辺さんが丹精込めて育てたバナナも、この厳しい審査によって、収穫したバナナの約90%しか、合格することができないそうです。ここで審査を通ることができなかったバナナは、田辺農園の肥料として使われます。
大手メーカーでは、高温で早く、5日くらいで色付け、追熟しているのに対し、ここでは、低温でゆっくりと、加工職人により何度もチェックをしながら1週間かけて色付け、追熟加工をしているので、バナナの風味があり、ねっとり、もっちりとした、適度な酸が残りながらも、糖度が高いバナナが出来上がります。
田辺さんのバナナは、有機肥料を使い、除草剤や殺虫剤を使用しないといったことから、より安全性の高い食品として、ヨーロッパのユーレップギャップという資格を取得しています。
田辺さんが作った、木の上でじっくり熟成させたバナナを、昔ながらの室と加工職人による色付け、追熟加工を行い、さらに美味しさが増した田辺さんのバナナをぜひご賞味ください。