2015.01.31 Saturday
ベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所の実験でEM(有用微生物群)の土壌の放射能低減効果を確認
DND記事より転載
http://dndi.jp/19-higa/higa_91.php
ベラルーシ共和国国立科学アカデミーの放射線生物学研究所による実験で、EM散布によって土壌の放射線量の低下することが確認されました。メカニズムの解明には至っていないものの、以下のようにまとめています。
我々の研究から、EMは
Cs137の垂直方向への移動速度を速めます。
土壌表層からのセシウムの除去を促進します。
土壌の放射線量を低減し、外部被ばく線量を低下させます。
また、実験の結果より、未知のメカニズムによって、Cs汚染の低減化の可能性が示唆されました。
したがって、EM技術は、原発事故から放出された放射性Csによる外部被ばくから保護するための有効な手段であると考えます
このグラフは、土壌を様々な処理をした後に残るであろう土壌検体中のCs137の推測値です。酢酸を処理したところで、最も低くなっていると推測されます。
しかしながら、実際に土壌に残ったCs137を測定したところ、予測しなかった結果が得られました。土壌中でもっともCsが減少していたのは、酢酸を施用した場合ではなく、EMを散布した場合でした。
この結果をどのように説明することができるのでしょうか?
現時点で私は適切な答えを持っていません。誰かが、EMはCs137の崩壊速度を速めるというかもしれません。また、何人かの科学者は、生物学的な元素転換を信じています。しかし、これらは私の科学的な常識とは一致しません。これに対する正しい答えを得るため、我々は、さらに詳細な研究が必要です。
我々の研究から、EMは
Cs137の垂直方向への移動速度を速めます。
土壌表層からのセシウムの除去を促進します。
土壌の放射線量を低減し、外部被ばく線量を低下させます。
また、実験の結果より、未知のメカニズムによって、Cs汚染の低減化の可能性が示唆されました。
したがって、EM技術は、原発事故から放出された放射性Csによる外部被ばくから保護するための有効な手段であると考えます。