ベラルーシの国立科学アカデミーが、放射線生物学研究所による【EM菌を用いた農作物への放射能対策】研究を、2018年の新たな科学技術研究TOP10と高く評価し、ベラルーシ科学の日の式典にて表彰しました。
微生物(EM菌)による、放射性核種の移動性に対しての影響を発見した事が、評価されたようです。
関係論文は、国際誌に複数掲載されています。以下のリンクからも見ることができます。
・Effective Microorganisms as a Potential Tool for the Remediation of 137Cs-contaminated Soils
【137 Cs汚染土壌の修復のための有力な手段としての有用微生物(EM菌)】
https://ieeexplore.ieee.org/
ベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所
・Impact of effective microorganisms on the transfer of radioactive cesium into lettuce and barley biomass
【放射性セシウムのレタスおよびオオムギバイオマスへの移動に対する有効微生物の影響】
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X18301553
ベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所
2019年1月25日、ベラルーシ科学の日に捧げられた科学コミュニティの全国会議がベラルーシの国立科学アカデミーで開催されました。 このイベントには、学術、大学、産業科学の約500人の代表者、若手科学者、省庁長、ベラルーシ共和国の高等教育機関が出席しました。
技術の新世代の基礎としての放射性核種の生物学的移動性に対する土壌微生物の影響を発見したことに対してベラルーシ国立科学アカデミーの放射線生物学研究所長Igor Cheshikと放射生態研究所のAlexander Nikitinが授与されました。 農作物への放射性セシウムの移動を平準化するためのものです。 この研究は、2018年の基礎研究と応用研究の分野におけるベラルーシ国立科学アカデミーの科学者の研究のトップ10の結果に含まれていました。
・ベラルーシ国立科学アカデミー:ベラルーシ国立科学アカデミーは2018年のトップ10の科学者の結果を挙げた
http://nasb.gov.by/rus/news/4191/
・ベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所
http://www.irb.basnet.by/ru/pozdravlyaem-2/